近年、ラオスと中国の経済的結び付きが進んでいます。アジアの小国であるラオスは、国内インフラの整備を賄えるだけの余力がありませんでした。そこに中国は目をつけたのです。現在ラオスがおこなっている2か国間の公的債務残高の約75%を中国が占めるといわれていて、それが原因で格付け会社によってはトリプルCを付けるところもあるほどです。 一帯一路とは そんな中国のラオス進出は、「一帯一路」という中国の広域経済圏構想のもとで進められました。これは中国が巨大な貿易圏を作るために掲げた構想で、GDP成長率が年々下落していた中国が、起死回生の手段として掲げたものです。この「一帯一路」構想によってラオスへの投資が始まり、現在では「中国ラオス高速道路」の最初の区間が開通するまでに至ったのです。
ニュースとレビュー
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NFT
今多くのビジネスシーンで話題となっているのが、NFT(Non Fungible Token)、いわゆる非代替性トークンです。これは暗号通貨と同じようなものとして理解されがちですが、明確な違いがあります。その違いについて説明していきたいと思います。 暗号通貨とNFTの違い NFTは非代替性トークンであり、暗号通貨は代替性トークンです。それが何かをビットコインで説明しますと、ビットコインは1BTC売買して再び1BTC買い戻してもそれは同じ1BTCですが、NFTの場合はそのものを買い戻す必要があります。それぞれがデータとして独自の価値を持つ、つまり非代替性のトークンがNFTなのです。 ただし、暗号通貨とNFTには共通点もあります。それは、その価値を担保するものがブロックチェーンだという点です。ブロックチェーンという改ざんが困難な技術を使うことで、両者とも実態のないトークンに価値を与えることが可能になった、という意味で似ている存在なのです。